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□だらたまご　2022/5/22　「かつての幸福、今の幸福」

　ミニマリスト転向からしばらく経ちますが、相変わらず私の部屋はモノだらけです。

　ただそれって別に「必要だから持ってる」とか「手放したくない」とかじゃなくて、

　単純に「処分するのがあまりにも大変すぎる」という所です。

　金銭的余裕があるならいっそベンリーみたいなのに頼んで全部捨ててもらうとかも可能

　ではあるんですが、そこまでの金銭的余裕があるわけでもありません。

　なので、地道に処分や売却を繰り返しつつ、本当に必要なものだけを厳選中です。

　さて、かつての私にとっての幸福の一つは「好きなものを自由に選べること」でした。

　これはいわゆるマキシマリストの考えで、好きなものに囲まれて生きることが幸福で

　だからこそアレもコレも、好きなものをたくさん持っていたいという思想でしたが、

　ここ１年程度、あにまーれの大浦るかこさんを知ってミニマリストというものに触れ

　その思想を知るうちに自分自身がそっちに一気にシフトして、正反対の思想になって

　今は過去の自分とマジで対極となりました。

　となると幸福論も変わってくるもので、かつては好きなものが沢山あることが幸福で

　今は逆に「本当に好きなものを大切にできる」という事に幸福を感じています。

　そして同時に「無駄が排除されること」もまた幸福なので、不用品を廃棄したりまたは

　売却したりして無駄なものがなくなっていくと一歩自分のテリトリーが洗練されたという

　満足感に浸れて、売却したものについては金が入るのでまた一つ幸せという。

　そしてそれゆえに物欲が激減して、「買えないストレス」に苛まれることもなくなって

　全体的にストレスが減ったな、と思っています。

　それこそちょっと前までは時間が遅くなってリサイクルショップ寄れないだけでもかなり

　ストレスが増加してたりしたんですが、今はそもそも用事がないので行く必要がない。

　デジタルデトックスもそこそこ効果が出てきて、今ツイッター制限かけてないんですが

　見る時間はかなり減って、だらだら眺めるのではなくＴＬさっと眺めて発信だけして、

　そもそもスマホをポケットに入れず鞄にしまいこんでおく習慣ができて、その辺での

　余計な情報によるストレスもなくなっています。

　過去の幸福が今も幸福かといわれると決してそんなことはなく、幸福とは移り変わる

　価値観の中の１つの点でしかなくて、過去の自分からすると、今のミニマルな考え方が

　すごくストレスになるでしょうし、今の自分からすると過去のマキシマムな考え方は

　まったく相いれない存在です。

　まあ、またいつかマキシマリスト的思考に揺り戻しが来る可能性はゼロではありません。

　それでもし戻ったら、その時はまたその時の幸福を求めて生きていきたいですね。

　余談ですが、デジタルデトックスによって、最近「評価によるストレス」も減りました。

　ツイートが伸びない、動画が伸びない、ということに対するストレスが、そりゃゼロじゃ

　ありませんがだいぶ抑制されているので、のんびり自分らしい活動をしていきたいです。