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![]() □だらたまご 2025/12/7 「あえてのマキシマリズム」
![]() お棒茄子が金曜日に支給となりまして、今までの中途半端ではなく、もう欲しい物は今回 何の我慢もせずに自由に購入して良い、ということで少しばかりマキシマリズムを実施。 そうして色々今まで我慢していたボールペンだとかをこの際だからと好き放題購入して、 この土日以降は頑張っていこう、という極端なチートデーを実施しました。 そうして好きなペンを十数本購入しまして、今まで迷っていたものも値段が理由であれば いくらのものであっても買ってよい、というまで制限を取っ払いましたが、結果的に今回 購入したボールペンの最高額は8千円、数万円のペンもいくつも見て、買おうか迷って いたたくさんのペンを色々全部見てきたのですが、結果的に今回購入した複数本以外では もう欲しいと思うものが全くない状態が出来上がりました。 そうして今回思ったのは、一度いろいろな我慢を全部放り出して、何の制約もかけずに 欲しいものを欲しいと思うまま購入した結果が「嬉しい」よりも「疲れる」でした。 もちろん、購入したものは長い間気になっていたり、掘り出し物であったり、物自体は 非常に良いものだったのですが、「買い物に疲れる」というのと「欲しいものの方向性が わかった」ということ、そして「物が増えることが不快に思い始めた」ということ。 ゆえに、明日からはまたミニマリズム方向に大幅に舵を切れそうです。 高級筆記具というのは、時計に比べれば非常に安い物ですので、かなり高額なものでも 腕時計の中古品を1本買うよりはるかに安かったりするので、思い切って憧れレベルの 筆記具についても色々見てきました。 その中でいくつか見たものについて、まずはモンブランの146。 万年筆としてかなり完成しているものなのですが、現品を見て、「ああ、面倒だ」という 感想が最初に来た(カートリッジなどではなく本体に吸入式)のでやめました。 そして同じくモンブランのマイスターシュテックのローラーボールとスターウォーカー。 いずれも私の好みとは明確に合わず、理由としてはまずローラーボールは私が好きな物は どちらかというと重量があって重厚感の強いものですが、それとは対極にいた事、そして スターウォーカーについては純粋に先端の繰り出し長さが気に食わず、デザイン的にも 別に好みに合わなかった、という点がありました。 そして、マイスターシュテックのル・グランも見たのですが、今私が愛用しているものと 比較してそれを導入するだけのメリットが見当たらなかったという事がありました。 なので、漠然と「次はこれがいいなぁ」と思っていたモンブランの高級筆記具は、今ある 164で充分だという結論に至りました。 そして今回沢山購入したわけですが、その中でも良かったものをいくつか挙げますと、 コンクリンの「シンメトリック」、デュポンの「サンミッシェル」、ロメオの「№3」等 マーブルデザインのペンか、シックで重量のあるボールペンのいずれかが好みであって、 軽くシンプルなものや細軸のものはそれほど興味がない、というのが分かったところ。 一方で買ってはみたが微妙だったのがラミー「ステゥディオ」のようなシンプルすぎる デザインのボールペンや、三菱鉛筆の「ユニボールゼントシグネチャーモデル」のような 長さが極端に短いペンなどは購入したもののそれほど心が動かなかったという結果。 そして前述のように購入にすら至らなかったモンブランのいくつかのペンなどのように、 デザイン自体が良くても好みから逸れていたり重さが足りなかったり、或いは実用上で 自分の納得できない点があったりするものには心が動かされないということ。 つまり私が本当に欲しかった物は「シックで重く実用性の高いペン」あるいは「マーブル 軸で極めて特殊性の高いデザインのペン」のいずれかなのだという事が分かりました。 そして前者はもはや徹底的に買いつくしたので、あとは後者との出会いだけでしょうか。 いずれにせよ今の私のペンは「充分すぎるほど足りている」ということが明確になって、 理想のペンはかなりの割合で手元にある、ということにようやく気付けたのです。 そして同時に、大量のペンに溢れていながらにして使っているのは一部だけということに 改めて気づき、だとするならば上記のお気に入りだけでよかった、という点も。 たくさん集めて収集欲を満たしてくれたペンたちを今手放すつもりは毛頭ありませんし、 集めてきたペンたちは定期的に取り出して使っていこうと思ってはいますが、それでも 別にこれらをすべて買う必要はなかったかもしれない、とも思っています。 買い集めたたくさんのペンたちの大半は2軍、3軍であること、そしてそれらに注いで あげられる愛情には限りがあること、さらには購入に費やしたいろいろなコストを考えて やはりミニマリズムの方が自分には合っていたのだな、と今更少しだけ後悔。 まあ、買った物に対しては後悔などしていないのですが。 まあうまく言えませんが、爆買いを通じて結果的に自分が「足るを知る」の境地に至り、 ミニマリズムのスタート地点にようやく立つことができた段階。 明日以降はしっかりと財布の紐を固く締め、理想のミニマリズムに向けてもう一度0から 歩き始めていこうと思っています。 ![]() だらたまごに戻る ▲ページの上部へ |