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アウロスといえば、学習用リコーダーとして極めて有名なメーカーですが、そこが 制作している古楽器の一つ、フラウト・トラヴェルソです。 現在のフルート(ベーム式フルート)と比べれば一目瞭然ですが、それよりもはるかに 古い時代の楽器となっています。 ただしこちらはチューニングがA=440の近代的チューニングであり、当時の A=415のモデルはこれより上位グレードのものになっています。 第三代プロイセン王のフリードリヒ2世はトラヴェルソの名手だったらしく、つまり そのくらい古い時代の楽器であることになります。 ベーム式フルートと違い、リッププレートなどの構造物はありません。 リコーダーで見慣れたアウロスのロゴが金色に光っています。 フラウト・トラヴェルソについているキーはこの1つのみです。 ベーム式の一般的なフルートではE♭よりも高い運指はだいたい押さえる右手小指の キーですが、トラヴェルソにおいては半音階使用時以外は基本的にクローズ状態です。 指穴はキーを除くと6つだけで、穴の数としては篠笛と一緒ですかね。 その数ゆえにクロスフィンガリングを多用しますが、運指自体はリコーダーに近くて 普通に演奏しやすいな、と感じます。 音色的にはアウロスのリコーダーと似たような雰囲気で、悪く言えば樹脂っぽいですが ほどよい音量で気軽な練習にはもってこいだと思います。 楽器紹介に戻る ▲ページの上部へ |