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ヤマハに吸収合併される前、日本管楽器というメーカーがありました。 その古いメーカーの、これまた古くて情報があまり出てこなかったトランペットです。 トリガーはなく、ウォーターキィも主管に1つついているだけ。 ピストンの構造も実にレトロな雰囲気で、ラッカーなどもはや一切残ってはおりません。 さすがに年代物ジャンク品というだけあってピストンの動きはかなり渋いです。 シリアルナンバーの先頭2桁が製造年を表す、という情報を見かけましたが、 それによると1959年製造・・・なんと60年以上前のモデルのようですね。 金管楽器はこういっためちゃくちゃ古いものでも、そもそもにして経年劣化 しやすい部品が少ないからこそ、いまだに演奏できる状態なのが驚きです。 (前のオーナーもそれなりに整備していたのでしょうが) 小指部分の指賭けはリング状になっていて、板を丸めたような非常に簡素な構造です。 ピストンのトップ部分もかなり昔のニッカンらしい形状をしています。 キャップ部分は形がやたら凝っていて、二重線のようにギザギザが取り巻いています。 古いニッカンの楽器の特徴ともいえるこの大きな刻印。 当時の輝きがないからこそ、この大きな刻印に何かオーラというか、 どっしりとした何かを感じる、そんな気がします。 楽器紹介に戻る ▲ページの上部へ |