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練習あるのみ

□だらたまご 2024/4/17 「練習あるのみ」

 いろいろな楽器をやっていて、初心者の頃というのはとにかく毎日進歩が実感できるので
 めちゃくちゃ楽しいものですが、長年やっているとどうにもそれがマンネリ化を始めて
 毎日の進歩の伸び率がそれほど長くないからこそとてもつまらなく感じてしまうもの。
 そんなわけで、久々にマジで一から始めた楽器がピアノなわけで、普通の人って結構
 小さい頃はピアノやっていた、みたいなパターンがある人が多いですが、私の場合は
 そもそも小さい頃は音楽なんてやっていなかったわけで。
 もっとも、幼少のころからグラモフォンの魔笛のビデオを毎日のように見て育ってきて
 音楽的センスや絶対音感は築かれていますが、器楽がまともにできるようになったのは
 小学校のリコーダーか、それ以外は中学で吹奏楽をやるまで開眼していなかったわけで
 つまりピアノなんてやる可能性ゼロでございまして。

 しかし34にもなってピアノを始めるとなると、やはり積み重ねてきたものがないため
 どうにもコツを掴むまでの時間が随分かかるんですよね。
 かれこれ3週間近くやっていて、いまだにちょっと弾けるように見えるかなくらい。
 逆に言えば3週間で弾けるっぽくもってくるだけでもすげぇのかもとは思うけども。
 毎度のことながら私ができるレベルが普通なのかそれとも上なのか下なのかわからん。

 とはいえ、ピアノというのは幼少期にやっていた人口が比較的多い楽器で、ちょっとだけ
 弾けるくらいでは珍しくもなんともないので個人的にはとても面白くない。
 たくさんの物を「人並み以上に」できるというのが私の生きる目的で最低条件なので、
 できる人口が多いだけに人並み以上のハードルがとても高い。
 ただ、今までみたいにちょっとやってこりゃダメだ、ってなって辞めていない結果として
 いうてそれなりには弾けるようになってきているので今後も頑張って上を目指します。

 ちなみに、ピアノの練習で地味に左手の筋肉も鍛えられているのか、ヴァイオリンとか
 小指が激痛になることも多々あったんですがそれがかなり改善されています。
 今は帰宅後すぐヴァイオリンをやって、そのあと休憩してピアノをやってるんですけど
 それぞれの相乗効果がかなり出ているなと思います。
 あと、タイピングの時の左手小指側がだるい感じもなくなりましたね。


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