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□ウクレレのサドル交換 いつぞやにリサイクルショップで格安で投げ売られていた謎のエレキウクレレ。 買ってはみたものの、弦高がだいぶ低くてやたらビビるという問題がありまして 放置していたのですが、せっかくなのでサドル交換してみようということに。 こいつの正体がマジでわからないのだが、とりあえずピエゾのピックアップを搭載した 謎のエレキウクレレで、裏側とか穴とか見ると下手すりゃ自作・・・? いずれにせよ、サドル(上写真の白い部分)がちょっとこれでは低すぎるので 新品のサドル部品を100円で買ってきて修理してみます。 上の写真で、上側にある薄いのがもともとついていたサドル、そして下にあるのが 100円で購入したギターサドルの両端のみ切断したものになります。 そしてこれをある程度削って薄くしていきます。 削りすぎたら終わりなのでとりあえず少しまだ高い状態まで削って、ここから多少 形を整えていったん楽器に取り付けてみます。 取り付けて、弾いてみて、もう少し削って……を繰り返していくという地道な作業。 とはいえこれ、オクターブチューニングをちゃんと合わせようとするのはなかなか 楽器自体の工作精度の問題もあるしサドル厚の中で調整するのはさすがに 職人がするような極めて難易度の高い調整なためいろいろとあきらめました。 (本気で合わせるならサドル上で弦を触れる位置を調整しチューニングしていきますが この個体についてはそもそものフレット加工とかが良くないためやるだけ無意味と 思いましたのでその時点でどうでもよくなりました) まずはビビりなしで問題なく演奏できる高さで加工をストップ。 12フレットのハーモニクスと実際に押さえたときの音は結構違うんですが これに関してはもうある程度妥協というか、しょうがないということで。 一応ウクレレらしい音は鳴りますし、ハイフレットで和音を弾かない限りは そもそもにしてチューニングのずれもさほど気にならないので。 本格的に調整をするプロがいるということはいったいどういうことなのか、 それを考えれば、こういった作業が安くない理由はよくわかります。 あおたま工房に戻る ▲ページの上部へ |