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□YTR-1310 全体メンテナンス ▲くすみまくってます
ヤマハのトランペットであるYTR-1310をメンテナンスしていきます。 楽器自体の紹介ページはこちらから。 ▲の前に、やべぇ状態のマウスピース
別にまあこれは使わなくていいや、って感じなんですが、これがヴィンセントバックの 1という私が今までもっていなかったサイズのマウスピースなので、まあ状態は 悪いにしても使えるなら使いたいな、と思った次第です。 ▲ヤマハ製シルバーポリッシュ
というわけで、ここで飛び出すのがヤマハ製のシルバーポリッシュ。
研磨剤が入っているとか入ってないとか、いろいろにある中ではあまり評判は
良いものではないにせよ、ごくまれにこういうえぐいの落とすんであれば確実に
研磨剤が入ってないとだめだろ、というようなものなので、本日はこのヤマハの
シルバーポリッシュを使って全体を仕上げていきます。
※ニッケルメッキの本体にも使用しますが、ニッケルは銀と比較してかなり被膜が
固いため今回は汚れ落としがてら使用します。
▲みがいたやつ
メッキ自体の劣化はもうどうしようもないとして、面が残っている場所については きれいな銀色が戻ってまいりました。 状態が状態なんで、これでしばらく使ってみて良ければまた買えばいい。 ▲側面部
さてそんなわけで、全体の磨きを行ってまいります。 側面部は見ての通りかなりくすみまくっている感じですね。 完璧に綺麗にするにはメタルポリッシュ使えばすこしはマシなのかもしれませんが さすがにまああまりがちがちに研磨するようなことは避けたいですし、個人的に 練習のために使うだけなのでまあいいでしょう。 ▲抜き差し管。めっちゃ綺麗
ジャンク品ということで抜き差し管とかの状態は期待してなかったんですけれども、 新品じゃねぇかっていうレベルの状態でびっくりするほど綺麗でございました。 ていうかなんなら数年前に新品で買ったほかのトランペットより綺麗までありますね。 ▲磨きあがった側面 ▲磨きあがったベル 全体的におおよそ磨き上げてみたらやはりニッケルメッキ特有のやや黒みがかった 渋い輝きが見えてまいりましたね。 ▲抜き差し管 抜き差し管についてはついている部品を全部外して磨き上げていきます。 この場合、3番管に付属しているトリガー部分と、主管に付属しているウォーターキィを 取り外した状態で磨きました。 このタイミングで付着していた古いグリスはすべてふき取っておきます。 そしてここで外したウォーターキィを確認するわけですが。 ▲ウォーターキィ うーん、まあ現状息漏れもないので気にしないことにしよう。 ▲ピストンはめちゃくちゃ状態良かった ピストンについてはこれマジで未使用なんじゃねぇかという次元。 フェルトの劣化もほぼまったくありませんし、ねじや樹脂部の劣化も全くなし。 ピストン自体のこすれ跡などもほとんどありません。 いや……これジャンクで7千円はマジで安いでしょこれ。 ▲位置も完璧 フェルトの状態も良好のようで、押した状態での位置出しは問題なさそうですね。 ▲Before ▲After 全体的に綺麗になり、ピストンの動きも完璧になりました。 実質これ、掃除しただけでめちゃくちゃ状態が良いものが手に入った感じになりますね。 ピストンの状態に関しては私が所有しているトランペットの中で最高なんじゃないかなと 思うレベルでありました。 というわけで、今後はこいつを普段の練習用として使っていきたいと思います。 あおたま工房に戻る ▲ページの上部へ |