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 □だらたまご 2025/6/22 「賞与後の行動の差」
 さて今年も無事に夏季賞与が支給されて、昨年比ではあまり差がないか少しだけ手取りが 下がった感じなんですが、それは昨年３万の定額減税がはいったからですね。 てことでまあ数年前なら「時計買うぞー」「鞄買うぞ―」という流れで１０万２０万を 簡単に飛ばしてしまうのですが、今年はまだスポットクーラー買った２万だけです。 てことで、マキシマリスト時代の自分と今の自分の行動原理の違いについて考察。 □マキシマリスト時代の私：頑張った記念を言い訳にする 賞与が出るたびに、私は「自分が頑張ったのでその記念が欲しい」というような事を言い 腕時計を物色していました。 そうして５～１０万程度の時計を買って「これが今回の記念」などと言っていましたが、 その時計を毎日着けるわけではなく、色々と選ぶことが楽しかったわけで。 また、マキシマリスト時代は「これなら今の懐事情なら迷わないな」と、少し迷った物を 金額で見てとりあえず安いのならまあいいかで即購入するという行動原理でした。 鞄なども「とりあえず買っておこうか」という事を繰り返して大量の鞄が家に溢れると いうような感じでしたので、とにかく賞与が入って懐が潤っている間は、安いものならば なんでも一瞬の「欲しい」に従うというような行動原理でした。 そうしてある程度購入すると購入したことに満足して消費行動は落ち着くのですが、一方 そこまでに購入したもの自体の満足感は極めて低く、何を買ったかも覚えていない。 そういった行動が数年前までの私でした。 □ミニマリスト思考に変化した私：賞与は波の１つでしかない 翻って今の私は、「賞与が出たら〇〇を買う」という計画を一切していませんし、その 衝動も一切起きないようになりました。 考え方として、今まで私は賞与について「普段より金銭に余裕があるからありあまった 物欲の発散が可能になるもの」というような行動をしていましたが、今は結局賞与とは 「会社が得をするための逃げ道」でしかなく、「固定給を安く抑えて賞与は払うことで 退職給付を安く抑えたり収入が半減しても賞与は固定ではないことを言い訳に逃げる」と いうようなやり方をするためのツールとして年収のかなりの割合を賞与として出すことで いろいろな逃げ道を作っているだけだと思っているので、賞与は収入の増大ではなく、 バランスがズレているだけだと考えている為、「金銭に余裕がある」という考え自体捨て ごく日常的な価値観で一切変わらずに行動しています。 かつ「物欲は情報に触れて発生するもの」でしかないというのが、ここ最近鞄を買わない ようにするために鞄コーナーを見ること自体を辞めたんですが、その結果として鞄に対し 不満が一切出てこなくなり買い換えたいという欲求すら消えた事例から明らかなので、 前者の「金銭に余裕がある」という考えで「潜在的な物欲を刺激する店舗」に行くという ことさえやめてしまえばそれで物欲などある程度抑えられるわけです。 ではそれをしなくなって頑張りのモチベーションはどうなのかというと、逆に言えば別に 「頑張ったご褒美」で物が必要ないので、「普段よりちょっといいものを食べる」とか 「家族にいいものを買ってあげる」とかがモチベーションになるので、実は腕時計だとか 鞄だとかを買うのと同じような満足感は得られているわけです。 何より結局前述の通り「会社が有利になるための賞与全振り」でしかないという事を考え 薄氷の上に立っているのだという自覚を得ることで、そもそも賞与が頑張りの証ではなく むしろ普段が搾取されていてそれを取り戻しているだけなのだという考えになったことで そもそもテンションが上がらなくなったというだけの話でもありますが。 □まとめ：マキシマリスト時代とミニマリスト意識後の私の違い ということで、私個人としてミニマリズムを維持するために賞与の使いみちを考える際、 貯金するなどという「使わない」ことを考えるより「必要ない」にシフトすれば良いので 賞与で購入の計画を立てるなら「金銭的に月給では買えないが購入する必要があるもの」 それだけに絞って考えれば「いつの間にかボーナス残り少ない」は防げると考えます。 同僚は賞与でアレを買うコレを買うみたいな話で盛り上がっていましたが、一方の私は 「エアコンだけはまあまあ高いので賞与で買う」というのは考えていましたが、現状他に 物欲はありませんし、以前のように色々な店を見に行きたいという考えもありません。 しいて言うなら「普段買わない高い本を買う」だとか、物欲よりも知識欲を満たせるとか そういった自己投資に使うことくらいでしょうか。 まとめるとこんな感じ。 マキシマリスト時代みずちの考え方 賞与は会社から頑張りを評価されたものであり、故に自分へのご褒美として金銭的に 抑圧されている物欲の発散機会とするのは記念としてモチベーション維持に良好。 ミニマリスト思考後みずち 賞与は会社のリスクアセスメントでしかなく、物欲も自然発生するものではないため そもそも発散の必要もない為に今まで通り過ごすのがモチベーション維持に良好。 そんなわけで、今の私は別に羽振りが良いわけでもなく、ただ日常通りの生活をしていて ごく平穏な感情です。 ４年前の私に見せてやりたいですね、今のこの凪のような思考。 □ダイエット進捗：前回比-1.8kg 最近多量に水分を摂取している影響もあってか体重の減少はあまりありません。 一度ひどくおなかを壊して栄養不足にならないようやや過剰気味な食事を繰り返していて その分で一気に４キロ減ったのを揺り戻しさせて今という感じなので、計画通りかな。 だらたまごに戻る ▲ページの上部へ |