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□YTR-332 メンテナンス リサイクルショップで安く売られていた「赤ベル」と呼ばれる古いトランペット。 ベルに銅成分を多く含む合金を使用し、色合いが普通のイエローブラスと比較して かなり赤く見えることからそう呼ばれているようです。 現在では作られていないモデルなのでファンが結構多いようではありますが。 まあ見ての通り、状態はかなり悲惨な状態でした。 とはいえこれがすごく安く売っていたので、せっかくなので持っておきたいなと思い購入。 こいつをある程度メンテナンスし、使えるようにしていきます。 とりあえず抜き差し管とピストンを抜いて、それぞれメンテナンスしていきます。 まずは抜き差し管と本体は洗浄し、しっかり水気を除去していきます。 こちらは洗浄後のトランペットなのですが、ボトムキャップ(写真左側)が もはやどうやっても固着してしまっていて取り外しができませんでした。 ついたまま洗浄したというのもありしっかり水分を除去しないといろいろ問題が。 とはいえ、全体的に汚れは落ちました。 錆については研磨するほうが悪影響があると思われますので掃除のみで済ませます。 ピストンは分解できるところをすべて分解し、汚れの除去と確認を行います。 ピストンのスプリングが、1番ピストンのみヤマハの普通のものとは別のものが 入っていて多少操作感に差があるのですが、とりあえず交換部品はないのでいったん保留。 フェルトについてはたまたま手持ちに予備があったのですべて交換しました。 3番トリガーの脱落を防止するピンが極端に変形していましたので、こちらは慎重に 曲げなおしてまっすぐに整えて再利用します。 別途交換が必要なのがこのウォーターキィコルク。 かなり削れていておそらくそうはもたないので、近いうちに交換しなければなりませんね。 現状は息漏れ等は一切ないので、ひとまずはここまで。 ピストンは傷等もなく問題なく動作、楽器としては問題なく使えるようになりました。 楽器としての紹介はこちらで。 あおたま工房に戻る ▲ページの上部へ |