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メモ

□だらたまご 2022/5/24 「メモと記録は別の物」

 鞄を4つ、動くパターンごとに用意しまして(同じ用途に2つはない)、その過程でふと
 メモを取る道具が「仕事に行くセット」のタイミング以外で存在しないなと思いました。
 そんなわけで、コーチのメモ帳カバーをゲットしたんですが、個人的な価値観として、
 メモ帳のように「過去のメモがずっと存在する」という形がものすごく嫌いです。
 なので、使い捨ての名刺くらいのサイズのカードを仕入れて、それをメモ帳カバーの
 本来表紙を挟むところに大小2パターン挟んでペンと一緒に持ち歩く、という方向に。
 そこで、他人と比較して私のメモの方法って結構独特なんかなと思ったんで共有します。

 おおまかに言いたいことは2つ。
 「メモとは2パターンある」
 「わかりやすくしかし乱雑に」
 「メモと記録は別媒体に」
 この2つを説明していきましょう。

 ◆メモとは2パターンある

 メモは2パターンあると思います。
 一つは、何かを教わったり学んだりしている最中にどんどん積み上げていくもの。
 もう一つは、色々と終わった後で時間があるときに覚書としてまとめるもの。
 後者のメモは各々自由にまとめればいいと思っているんですが、後で見返して困るメモ
 大体前者のパターンなのだと思います。
 なので、今回は前者のパターンをメインとして語りたいなと思います。
 もしこれら2つを同じものだと思うのならば、いったん分けて考えてみましょう。
 それだけで、うまくメモが取れないとか、メモを見返しても判らないとか、そういう
 問題が解決すると私個人は思っています。
 必要なのは、今書いているメモが「今後見返すための行動」なのか、あるいは「あとで
 資料にまとめるための箇条書き」なのか、あるいは「なんか知らんがとりあえず聞いた
 内容をそのまま書き連ねているもの」なのか、それを見定める事。
 1パターン目だとするならばそのコツは次の項で述べますが、2パターン目だとするなら
  ・何についてのメモなのかタイトルをつける
  ・仕事などであればいつ記録したのかも明記する
  ・文字は最低限、重要な事柄だけに絞る
  ・主語だけは失わないようにする
 この4つを明確にしておくだけで、後で見返しても道に迷う事はありません。
 少なくとも1つ目の「これが何についてのメモなのか」と4つ目の「主語を明確に」を
 徹底するだけでも、迷子になることはないでしょう。
 例えば「電池交換する」と書いてあったとして、そのメモを数日後見ても「何の?」と
 なるでしょうが、「リビングの時計 電池交換」と書けば数日後でもすぐわかります。

 ◆わかりやすくしかし乱雑に

 それではここからは、先ほどあげた2つの内の前者のメモについて。
 私にとって、前者のメモとは材料並べです。
 料理を作るときに使う材料を机に並べる過程、といったところでしょうか。
 料理が完成したとき調味料の入れ忘れや具材の入れ忘れが無いようにする準備ですね。
 なので、「並んでさえいればいい」ので、「綺麗に並べる必要はない」ということ。
 きれいな字で順番や見栄えを意識してやるものではないと思っています。
 あくまで目的を達成するための途中経過であって、それを後から見返したりすることは
 絶対になくて、「料理を完成させる」という目的が完遂した後には何も残らないように
 「ノートに見返すための資料をまとめる」だとか「メモした番号に電話を掛ける」だとか
 そういった目的が完了した瞬間に途中経過であるメモはゴミになります。
 メモを見返してなんだかわからないだとか、そもそも何についてのメモかわからないとか
 そういう問題が起きるのって、その途中経過をそのまま見返しているからだと思います。

 しかし、途中経過に時間をかける意味は正直ないと思います。
 むしろ重要なのは、まとめるための最重要な情報だけは漏らさぬように、そして時間を
 かけることなく速やかに書くことだと思っています。
 それこそ、矢印や訂正を多用してでも、後でまとめられる最低限の情報だけあればいい。
 もちろん綺麗に書けるなら別にいいのですが、そのリソースを割く余裕があるならば
 むしろ説明を聞くほうに集中したほうが有益な情報を得られるでしょう。
 書くのに集中しすぎて話に集中できないのでは本末転倒です。
 あとは、スペースを大きく使うのも一つだと思っています。
 狭苦しいところにごちゃっと書くのは時間もかかるしまとめるときも見づらいし、逆に
 大きくスペースを使って重要な情報を強調しておけば、そこからたどりやすいのです。

 ◆メモと記録は別媒体に

 これはめちゃ単純な話なのですが、その場で聞いたことを急ぎ記録するタイプのメモは
 後で見返す前提のノートに書いてはいけません。
 逆に、あとで見返す前提の情報を殴り書きと一緒に並べてはいけません。
 先ほど言った通り、途中経過としてのメモはあくまでも乱雑に大きく書くとするならば
 それらと一緒にきっちりと整理された文章を並べても美しくありませんし、スペースが
 圧迫されている分、必要な情報が1つのノートにまとまらなくなります。
 まとめた情報は探しやすくすべきであって、いくつものノートに分散するより、一つの
 ノートに圧縮したほうが、後で見返す際に無駄な時間を取らなくて済みます。

 ◆まとめ

 という感じで、私なりのメモに対する考え方です。
 だからこそ私は「メモ帳を持つ」ではなく「1枚ずつのメモ用紙を使い捨てる」方法を
 選んだということです。
 まあそもそも私はメモ自体極めて限定的なタイミングでしか取らないので、もしこの
 方法が合わないな、と思ったら無理に実践せず、普段からメモを活用している人の記事を
 探して読んだ方がいいかもしれませんね。
 朝礼でのスピーチとかでさえ1文字のメモも用意しない私のやり方ではありますが、
 メモが上手く活用できないという方の一助になれば幸いです。


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