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YMP201

□楽器名 ヤマハ YMP-201

 いろいろに楽器を紹介してきたこのシリーズではありますが
 割とどころじゃなく特殊管なのがこのメロフォン。
 フレンチホルンに似た形状をしていますが、そもそもにしてまったく別の楽器。
 フレンチホルンと同じF管ですが、管の長さは半分、つまりオクターブ上の
 音域が出せるのですが実際に出す音域はフレンチホルンとおおむね同じ。
 そう考えるとフレンチホルンがいかに特殊な楽器かという感じですな。

表側

 メロフォンとホルンの最も大きな違い(というか別物なんですが)として挙げられるのは
 やはり機構がロータリーではなくピストンというところ。
 そのほかにも操作が右手だったりマウスピースが全く違っていたりと相違点だらけですが
 ここをみて「あ、ホルンじゃないのか」と思う人が多いんじゃないでしょうかね。
 (ピストン式のホルンだ、と思う人が多いようではありますが)

ピストン周り

 ヤマハのメロフォンは1985年を最後に生産していないので、シリアルにかかわらず
 少なくとも35年以上前の楽器になります。
 ラッカーのハゲとかはそれなりにありますが、それでも状態は案外悪くない。
 ピストンはすいすい動きますし全体的に問題はないものの、唯一の問題は
 マウスパイプが傷んでいて穴が開きかけているところですかね(無理やりふさいだ)

裏側

 ところでホルン(YHR311)にはE♭替え管というものが付属しているのですが
 このメロフォンはなんと替え管ではなく管のつなぎ替えだけでE♭管になります。
 上の写真中央付近の細い抜き差し管とその上にある主管を片側入れ替えてつなぐと
 それだけでE♭管になるのです。
 一つ問題があるとすれば、細いほうの抜き差し管はピストンやウォーターキィがなく
 引っ張ると真空状態になるので抜くのもF管に戻すのも一苦労というところですかね。
 なぜ替え管にしなかったのだろうか。

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