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□みずち的ミニマリズムの記録
□第2章 実践 2-1、いらない物や行動を見つける ![]() さて、前章にて全体的な考え方をまとめてきたわけだが、それを踏まえて、2章では「今あるものをどうしていくのか」という方向で実際に不要な物を見直していく。 ピンポイントでと再三申し上げているが、基礎の部分はしっかりとミニマリズムの考え方を持ったうえで、その適用先を無理に全体に広げず、好きなものに関しては全体ではなくピンポイントに適用していこうという話である。そのためにはまず、全体としてミニマリズムを適用する土台を作っていかなくてはならない。前章にて一通り考え方自体は説明してきたので、今回はどこから手を付けていくのかを実際に考えていく。前提として、この項では無条件で「好き」だと断言できる物に関してはそもそもいったん見直す必要はない。ただその「好き」に少しでも疑念があったり、あるいは好きな物も含めて一度徹底的に見直したいのであれば、その対象をすべてにしても良いのかもしれない。 まずは、捨てる捨てないよりも前に、何が自分にとって必要でないのかを考えていく。自分にとって必要なものを選ぶというやり方ではなく、自分にとって必要ではない物を選んでいくのだ。気を付けるべきなのは、漠然とあたりを見渡していらない物を探すというやり方では、そこにあるのが当たり前だと思ってしまうために本当にいらないものを徹底的に排除する事は出来ない。ではどうするべきなのか、それは「手放すべきものに明確な基準を設ける」という事である。ではその基準はどうするのか。ここからは私が実際にどのような手順で要・不要を判断してきたのかを解説していく。この項においては、まず「見つける」ところがゴール地点であるので、それを実際にどうしていくかは次の項にて解説していく。いらない物や行動が見つかったら、まずは部屋のどこかにまとめておこう。 最初に、部屋を見渡して「これはいらないな」と考える物と「これは何故あるんだろう」と思うものは、無条件で手放して良い。一度まとめる必要もおそらくはない。そもそも直感で必要ないものは必要になること自体ほとんどないし、何故あるかわからない物は使用したいタイミングでもそれを思い浮かべることはないだろう。所有権が自分にあるものであれば、その場でゴミ袋に放り込んでしまっても、後悔する可能性は極めて低いだろう。ひととおり目についた物で本当に要らない物をまとめ終わったら、次の段階だ。 次に行うべきなのは、「ある程度期間を決めて使っていない物」を探し出す。置物であるとか非常用の物、フォーマルな場での物はその期間を問う必要はないが、そうでない物に関しては、必要なものは基本的に一定期間内に使用している物だ。基本的には、過去1年間で使用していない物は、この先も恐らく使う事はない。それは季節ものでも同様で、1シーズン丸ごと使用しなかったものを取っておいてもまた次の時に使う可能性は低いだろう。日用品はおそらく3ヶ月から半年程度で区切っても良いし、徹底的に行うなら1ヶ月、2ヶ月を前提としても良いだろう。重要なのは「その物の購入価格を気にしない」ということだ。これは高かった、これはレア、そういった考えはまず現時点では捨て、期間だけを基準にまずは一時的に分別してみよう。大切なものは次項で考えてサルベージしていくので、ここでは基本的に考える必要はない。 一定期間での選別が終わったら、次に「そのものに対して負担を感じているか」を基準に考えていく。過去1年間に使用していても、使うたびにストレスを感じているような物は自分の生活において無駄なタスクを増やすことにつながる。それが仮に毎日使うほどに必要なものであっても、そのストレスを感じつつも我慢していくより、多少投資してでも更新するなど、ストレスを取り除く方向に考えていくのが良い。ここまでで物品の選定が終わったら、弾かれなかった物に対して厳選していくという考え方もあるが、それについてはまずはいったん置いておこう。 最後に、いらない行動について見直していく。ここまでは実体のある物についての検討だったので簡単であったが、行動を見直すというのは比較的やりづらいことである。こちらもまた、基準を決めて実施していくことが肝要である。行動については物理的に一時的な排除を行うことは出来ないので、メモなどに書き出してみるのが良いだろう。 まずは、簡単に「無駄」だと思っている事を書き出してみる。例えば「この行動は何のためにやっているのだろうか」と思うようなものであったり、「この習慣効果あるのかなぁ」と思うようなものは、一度やめてみて、そのうえで考えなおしても良い。無駄な行動を書き出し終わったら、無駄かどうかではなく負担に感じているかどうかを基準に書き出していく。必要な物であっても、負担に感じている行動はやり方を変えたり減らしたりすることができる可能性がある。一度考え治してみるのも良いだろう。無駄とも思わず負担でもない行動や習慣に関しては、いったん現時点ではそのままで良いだろう。 次項では、これらの物品や習慣を、実際に捨てて良いのかを最終確認する作業を進めていく。 無駄と思うものは無駄、1年使わないものは使わない。 まずはすぐに捨ててしまうのではなく、分別したり書き出したりしよう。 ![]() 前へ 次へ 目次に戻る その他駄文に戻る その他のコンテンツに戻る ▲ページの上部へ |