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□みずち的ミニマリズムの記録

□終章 まとめ
 3-1 理想と挫折


 1章では、根本的な考え方について語ってきて、2章では今あるものからその考え方を適用した生活にシフトするための手法について語ってきた。備忘録としての本稿であるために話が二転三転していたり同じことを何度も語ったりしているところもあるとは思うが、それについては個人サイトの閉鎖的な連載であるので大目に見ていただきたいところである。ここからは、このミニマリズムを始めた後で起きた自身の理想と挫折について、実際どうであったのかを振り返っていく。
 
理想:無駄な物を可能な限り買わない生活
挫折:何が無駄か分からない

 さんざん書いてきたような考え方を徹底的に適用し、無駄なものを無駄であると判断できるようにひたすら考えてきた。しかしそれでいて、物を目の前にすると判断力はほぼすべて失われる。結果として、後先をすべて考えて買ったつもりの物が使いづらくてすぐに使わなくなるというようなことが何度あっただろうか。

理想:好きと言えない物は徹底的にミニマルな生活
挫折:なんでも好きになる

 そもそも、私は筆記具など使わなかったし、買うつもりもなかった。そもそものきっかけは1本だけ持つペンを良いものに変えようとして、1本購入して調べ始めたのが全ての間違いだ。書くことが嫌いだから1本だけ良いものにして上質な生活をしようと思った結果が、書くことが大好きになってそのための道具を無限に増やす今である。

理想:部屋のいらない物をすべて排除してきれいな部屋で生活
挫折:減らすことが大変

 物を捨てるということは、思っているよりも大変な事である。小さい物は可燃ごみでも不燃ごみでも出せばよい話であるが、ある程度の大きさを超えるものは粗大ごみとなってしまうために捨てるハードルが高くなるし、売りに行くにも待たされる時間が長い。そうして後回しにした結果、机周りの1畳分くらいはかなり綺麗な環境が作れたが、それ以外は未だ汚部屋のままである。

理想:何もない机でスマートな生活
挫折:大量の筆記具の山

 これについては好きな物に囲まれている状態ではあるのでそこまで挫折というわけでもないが、それにしてもごちゃついている印象はある。かといって、これらをすべてしまうことができるペンケースを確保するのは難しく、結果的にペン立てを活用してしまい込んでいるので、不快ではないが理想とは外れてしまっている。
 
 これだけではなく、とにかくありたい姿と現状にはたくさんのギャップが生じている。それは確かにマイナスではあるが、少しずつ、とりあえずは1歩ずつでも、理想に近づけているのならばそれでいいと自分を甘やかすようにしている。最優先はストレスを溜めない事なので、自分を縛りすぎてもストレスになるし、甘やかしすぎても実行力の無さがストレスになる。ストレスを溜めない範囲の中で上振れと下振れを繰り返し、ゆっくりと理想の自分に近づけていくよう、今後もピンポイント・ミニマリズムを実践していきたいと思っている。
 
 理想と現実のギャップは大きい。
 一朝一夕で完璧にはなれない事を知り、少しずつ理想に近づいていこう。



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